コリン・ウィルスン Colin Wilson
英国出身の評論家、作家です。1931年6月26日に英国のレスターシャー州レスターで生まれました。16歳で工業学校を中退し、工場労働者など種々の職種に就きながら独学し、英国空軍に勤めた後、1956年に現代の疎外感を研究した処女評論「The Outside」を発表し注目されました。以後、評論、小説、自伝など多作で広範な執筆活動を続けています。1967年から1968年にはワシントン大学客員教授を務めています。小説は1960年に処女作「暗黒のまつり」、1966年「精神寄生体」、1967年「賢者の石」、「スペース・ヴァンパイア」などがあります。評論には「殺人百科」、「性のアウトサイダー」、「現代殺人百科」などがあります。