リロイ・ジョーンズ LeRoi Jones

米国の詩人・脚本家・小説家であり、政治活動家でもあります。1934年にニュージャージー州ニューアークで生まれました。1965年にブラック・ナショナリストの立場からアフリカ中南部の言葉で”魂の指導者、祝福されし王子”を意味するイマム・アメール・バラカ( Imamu Amira Baraka, さらに1974年にはアミリ・バラカと短縮)と改名しています。1958年にニューアークに拠点を置いて出版活動を開始し、1965年にレパートリー劇場を開設したほか、1966年にはコミュニティ・センターを創立しました。1970年代には左派に転回し鋭意な政治的言説を発信しています。1980年以降は、ロング・アイランドのニューヨーク州立大学を始めとする研究機関で教鞭を取りました。著作物は1982年「レゲエか否か」を始めとする詩作に加え、短編小説、随筆、戯曲、ノンフィクション、評論など多岐に渡っています。長く糖尿病を患っていましたが、2014年1月9日にニュージャージーの病院で死去しました。享年79歳でした。
ダンテの地獄組織 (1969年)
リロイ・ジョーンズ[著]
高橋健次[訳]
根拠地 (1968年)
せりか書房
リロイ・ジョーンズ[著]
木島始[訳]