三木成夫 Miki Shigeo

香川県丸亀市出身の解剖学者で、1925年12月24日に生まれ、1987年8月13日に死去しました。生前の1982年に『胎児の世界』、同年『内臓のはたらきと子どものこころ』の二冊だけが刊行されましたが、死後に遺稿が次々と出版され、哲学的な深い思索と、示唆に富む記述が注目されました。1989年『生命形態の自然誌 第1巻 (解剖学論集)』、1992年『海・呼吸・古代形象 生命記憶と回想』、同1992年『生命形態学序説 根原形象とメタモルフォーゼ』、1996年『人間生命の誕生』、同1996年『生命とリズム』、1997年『ヒトのからだ 生物史的考察』、2013年『生命の形態学 地層・記憶・リズム』などがあります。