ロス・マクドナルド Ross MacDonald

米国の探偵小説家です。1915年にカルフォルニア州ロス・ガトスで生まれ、カナダで育ちました。本名はケネス・ミラー( Kenneth Millar )です。1938年に英国ロンドンのウェスタン・オンタリオ大学を卒業し、1941年から44年まで海軍の予備士官として第二次世界大戦を経験し、1944年から1946年までは通信将校を務めました。1949年に発表した「動く標的」以降の20作品ほどに、私立探偵リュウ・アーチャーを登場させ、ダシール・ハメット、レイモンド・チャンドラーを継ぐハードボイルド派作家とされました。主な作品は1949年「動く標的」、「人の死に行く道」、「ウィチャリー家の女」、1963年「The Chill」(邦題:さむけ)、「縞模様の霊柩車」、1971年「地中の男」、1976年「青いハンマー」などがあります。1950年代以降はカルフォルニア州南部に住み、1983年に死去しました。
動く標的 (創元推理文庫 132-4)
東京創元社
ロス・マクドナルド[著]
井上 一夫[訳]
ウィチャリー家の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-1)
早川書房
ロス・マクドナルド[著]
小笠原豊樹[訳]
さむけ (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-4)
早川書房
ロス・マクドナルド[著]
小笠原豊樹[訳]
縞模様の霊柩車 (ハヤカワ・ミステリ文庫 8-2)
早川書房
ロス・マクドナルド[著]
小笠原豊樹[訳]
一瞬の敵 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
早川書房
ロス・マクドナルド[著]
小鷹信光[訳]