チッピー・ヒル Bertha Chippie Hill
1905年に南キャロライナ州チャールストンで生まれました。13歳の時に家族と共にニューヨークに移り、14歳の頃からハーレムのクラブに出演していました。小柄だったため”チッピー”という渾名が付きました。踊り子をしていましたが、歌手の方が給金が良いので歌うようになり、1925年11月9日にオーケーで2曲を初録音しました。ルイ・アームストロングのコルネットとリチャード・M・ジョーンズのピアノ伴奏が付いています。その後、ヴォキャリオンにジョージア・トム、タンパ・レッドの伴奏で6曲、またスクラッパー・ブラックウェルと2曲を録音しています。また、シカゴでキング・オリバーのバンドを帯同してパラディアム・ダンス・ホールに出演したり、数ヶ月間ほどマ・レイニーの前座を務めたりしましたが、1929年には家庭の主婦となるため引退しました。それから17年後の1946年に復帰し、サークル・レコードにリー・コリンズ、ラヴィ・オースティン、ベビー・ドッズの伴奏で録音しました。1948年にはパリのジャズ・フェスティバルに出演もしましたが、1950年にニューヨークで交通事故に遭い、同年5月7日にハーレムの病院にて死去しました。
Bertha Hill
[収録曲]
[収録曲]
- Low Land Blues
- Kid Man Blues
- Lonesome, All Alone and Blue
- Trouble in Mind
- Georgia Man
- Leavenworth Blues
- Panama Limited Blues
- Street Walker Blues
- Pleadin' for the Blues
- Pratt City Blues
- Mess, Katie, Mess
- Lovesick Blues
- Lonesome Weary Blues
- Do Dirty Blues
- Sport Model Mama
- Some Cold Rainy Day
- Weary Money Blues
- Hard Time Blues
- Christmas Man Blues
- Trouble in Mind
- Hangman Blues
- Non-Skid Tread
- I Ain't Gonna Do It No More
- Pratt City Blues
Bertha Chippie Hill - Trouble In Mind
Bertha Chippie Hill - Trouble In Mind (1926)
後方ではルイ・アームストロング( Louis Armstrong )のトランペットが鳴っています。
後方ではルイ・アームストロング( Louis Armstrong )のトランペットが鳴っています。
Chippie Hill - I Ain't Gonna D How Low Can You Go
Bertha Chippie Hill - Pratt City Blues