エヴァリー・ブラザース The Everly Brothers
1950年代後半から1960年代前半に活躍したドン( Donald )とフィル( Philip )のエヴァリー兄弟によるポップ・カントリー・デュオです。ドンはケンタッキー州ミューレンバーグ郡ブラウニーで1937年2月1日に生まれ、フィルはイリノイ州シカゴで1939年1月9日に生まれました。両親のアイクとマーガレットはヒルビリー・ミュージシャンとしてケンタッキーで自分達の番組を持っていて、ドンとフィルが幼い頃から家族ぐるみで活動していました。1956年にアイクはチェット・アトキンス( Chet Atkins )に頼み、子供達はコロンビアで最初のシングル曲「Keep A Lovin' You」を吹き込みました。翌57年にはケイデンス・レーベルに移り、そこでヒットが出始めました。その頃には一家はテネシーに引越していて、兄弟はソングライターのブッドロウ・ブライアンと知り合い、彼は妻のフェリスと協同で数々のヒット曲を提供しました。最初のヒットは1957年の「Bye Bye Love」で、同年に「Wake Up Little Susie」が続きました。ケイデンスには1960年まで在籍して「All I Have To Do Is Dream」、「Bird Dog」、「Devoted To You」、「Problems」、「Take A Message To Mary」などのヒットを連発しました。その後、新興のワーナー・ブラザーズと契約し、「Cathy's Clown」が英米のチャートで1位を記録しました。「So Sad」、「Walk Right Back」、「Ebony Eyes」、「Crying in the Rain」などヒットは1962年まで続きました。その後、英国からの”ビートルズの襲来”により大方の米国勢は落ち込みましたが、彼らは1965年「The Price of Love」、1967年「Bowling Green」など、時折ヒット・チャートに顔を出し続けました。この頃から兄弟の個性が出て来るようになり、フィルは軽く明るい、ドンは暗く沈んだ歌い口を特徴とするようになってきました。1968年にアルバム「Roots」、1972年に「Stories We Could Tell」を出し、1973年にチェット・アトキンスの所に戻って、アルバム「Pass the Chicken & Listen」を出した後、二人は別々にソロとして活動を始めました。1983年になると再結成コンサートを開催し、翌84年に「On the Wings of a Nightingale」をヒットさせ話題を集めました。弟のフィルは、2014年1月3日にカルフォルニアで慢性閉塞肺疾患のために死去しました。
Everly Brothers
The Everly Brothers - Bye Bye Love
The Everly Brothers - All I Have To Do Is Dream / Cathy's Clown, 1960
Everly Brothers
[収録曲]
[収録曲]
- Made To Love
- That's Just Too Much
- Stick With Me Baby
- Baby What You Want Me To Do
- Sigh, Cry, Almost Die
- Always It's You
- Love Hurts
- Lucille
- So How Come (No One Loves Me)
- Donna, Donna
- A Change Of Heart
- Cathy's Clown
Everly Brothers - Love Hurts
Everly Brothers
[収録曲]
[収録曲]
- Roving Gambler
- Down in the Willow Garden
- Long Time Gone
- Lightning Express
- That Silver Haired Daddy of Mine
- Who's Gonna Show Your Pretty Little Feet?
- Barbara Allen
- Oh So Many Years
- I'm Here to Get My Baby Out of Jail
- Rockin' Alone (In an Old Rockin' Chair)
- Kentucky
- Put My Little Shoes Away
伝承歌を歌った地味なアルバムで発売当時は売れませんでした。いずれの曲もたくさんの歌手達に歌われてきました。
The Everly Brothers - Down in the Willow Garden
この曲を歌っている歌手達の名前を思いつくままに挙げると、チャーリー・モンロー( Charlie Monroe )、コソイ・シスターズ( The Kossoy Sisters )、アート・ガーファンクル( Art Garfunkel )、チーフタンズとボン・イヴェール( The Chieftains & Bon Iver )、ザ・チャイピン・シスターズ( The Chapin Sisters )、ビリー・ジョー&ノラ・ジョーンズ( Billie Joe & Norah )らがいます。
この曲を歌っている歌手達の名前を思いつくままに挙げると、チャーリー・モンロー( Charlie Monroe )、コソイ・シスターズ( The Kossoy Sisters )、アート・ガーファンクル( Art Garfunkel )、チーフタンズとボン・イヴェール( The Chieftains & Bon Iver )、ザ・チャイピン・シスターズ( The Chapin Sisters )、ビリー・ジョー&ノラ・ジョーンズ( Billie Joe & Norah )らがいます。
エバリー・ブラザーズ
[収録曲]
[収録曲]
- オール・ウィ・リアリー・ウォント・トゥ・ドゥ
- ブレイクダウン
- グリーン・リヴァー
- マンドリン・ウィンド
- アップ・イン・メーベルズ・ルーム
- デル・リオ・ダン
- ライディン・ハイ
- クリスマス・イヴ・キャン・キル・ユー
- スリー・アームド、ポーカー・プレイン・リヴァー・ラット
- アイム・タイヤード・オブ・シンギング・マイ・ソング・イン・ラス・ヴェガス
- ザ・ブランド・ニュー・テネシー・ワルツ
- ストーリーズ・ウィ・クッド・テル
- レイ・イット・ダウン
- ハズバンズ・アンド・ワイヴズ
- ウーマン・ドント・トライ・トゥ・タイ・ミー・ダウン
- スウィート・メモリーズ
- レディーズ・ラヴ・アウトロウズ
- ノット・フェイド・アウェイ
- ウォッチング・イット・ゴー
- パラダイス
- サムバディ・ノーバディ・ノウズ
- グッド・ハーテッド・ウーマン
- ア・ニッケル・フォー・ザ・フィドラー
- ロッキー・トップ