フェントン・ロビンソン　Fenton Robinson

1935年9月23日にミシシッピー州グリーンウッドで生まれました。1954年にミティア・レーベルで初録音し、そしてデュークに移籍して4枚のシングル盤を発表しました。ラリー・ディヴィスの「Texas Flood」のギターは彼が弾いたものです。1962年にシカゴへ移ると、散発的ですが高水準のシングル盤を出して注目されるようになりました。その後、1967年に「Somebody Loan Me A Dime」がヒットして、B.B.キング以降のモダン・ブルース界で、オーティス・ラッシュと並び最も期待される男になりました。1972年にセブンティ・セブンから初めてLPアルバム「Monday Morning Boogie & Blues」を発表しました。その後、1974年にアリゲーターに「Somebody Loan Me A Dime」、1984年に「Night Life」など9枚のアルバムを残しています。
1989年に来日しています。1997年にも来日予定でしたが、その直前の11月25日に、脳癌による合併症で亡くなりました。