ジャニス・イアン　Janis Ian

1951年4月7日、ニューヨーク市でユダヤ系の家系に生まれました。本名はジャニス・エディ・フィンク（ Janis Eddy Fink ）です。音楽教師だった両親の下で、子供の頃からピアノを弾き始め、10代になるとオルガン、ハープシコード、フレンチ・ホルン、フルート、ギターを習いました。間もなくマンハッタンに移り、マンハッタンのアート・スクール( The New York City High School of Music & Art. )に通い作曲を学びました。兄のミドル・ネームから取ったイアンの名前でフォーク歌手として活動を始め、ヴィレッジ・ゲイトの”ブロードサイド・フー”で、初めて人前で歌いました。、ピート・シーガーに認められてCBS放送の特別番組にも出演しました。1967年に15歳でMGMと契約し、14歳の時に書いた「Society's Child」がヒットして知名度を上げ、同年に初アルバム「Janis Ian」を発表しました。17歳の時にはフォト・ジャーナリストのカニンガムと結婚しましたが、すぐに離婚し、カルフォルニアに移って作曲業に専念し、ロバータ・フラッグに提供した「我が心のジェシー」がヒットしました。その後、コロンビアに移籍して、歌手活動に戻り、1975年に発表した「At Seventeen」が全米No.1のヒットになり、アルバム「Between the Lines」も全米No.1を記録しました。主なアルバムは1974年「Stars」（邦題：「ジャニスの私小説」）、1975年「Between the Lines」（邦題：「愛の回想録」、1976年「Aftertones」（邦題：「愛の余韻」）、1977年「Miracle Row」（邦題：「奇跡の街」）、1978年「Janis Ian II」（邦題：「愛の翳り」）、1993年「Breaking Silence」（邦題：「再会」）、2006年「Folk is the New Black」などがあります。
来日公演は2006年、2011年でした。