ジョン・キャンベル John Campbell
1952年1月20日にルイジアナ州シュリーヴポートで生まれました。3歳の時から祖母の持っていたラップ・スティール・ギターを触っていました。8歳の時にはギターを手に入れ、13歳の時には人前で歌っていたそうです。自動車とオートバイに興味を持ち、レースにも出ていたということです。15歳の時に大きな事故を起こして左眼を失い、顔面を5000針も縫う手術を受けました。病室でブルースを聞き、ハウリン・ウルフ、マディ・ウォーターズ、ジョン・リー・フッカーなどを知ります。退院した後、16歳で学校をドロップ・アウトして、テキサス州ナコグドッチスの黒人教会で暮らしながら、街角や公園、大学のキャンバスなどで歌い続けました。生活のために工場で働き、血を売ったこともあるそうです。ニューオーリンズからヒューストンにかけての南部一帯の路上やクラブ・サーキットで歌い、名を知られるようになりました。この頃、テキサス州タイラーのロビンフッド・スタジオでブルースの伝統曲をアコースティック・ギターで演奏したデモ・テープを残しています。1985年頃に友人の勧めでニューヨークへ出て、ブロンクスの線路際のアパートに住み、ここで電車の走行音がうるさいためアコースティック・ギターにピック・アップを付けて演奏するようになりました。戦前のブルースマンさながらに、ただひとり歌う姿が注目され、1988年にクロスカットから「A Man And His Blues」を発売し、1991年にアルバム「One Believer」を発表しました。この後、バンドを組み、バディ・ガイとの半年に渡る全米興行を行ないました。1993年には「Howlin' Mercy」を作製しましたが、1993年6月13日にマンハッタンの自宅で心臓発作のため亡くなりました。2000年に「Tyler, Texas Session」としてかってのデモ・テープを編集したアルバムがスフィア・サウンドから発売されました。
John Campbell
Warner
[収録曲]
Warner
[収録曲]
- Ain't Afraid of Midnight
- When the Levee Breaks
- Down in the Hole
- Look What Love Can Do
- Saddle Up My Pony
- Firin' Line
- Love's Name
- Written in Stone
- Wiseblood
- Wolf Among the Lambs
John Campbell - Down In The Hole
John Campbell - Saddle Up My Pony
John Campbell
Crosscut
[収録曲]
Crosscut
[収録曲]
- Going to Dallas
- Bad Night Blues
- Judgement Day
- Bluebird
- Deep River Rag
- Texas Country Boy
- Sittin' Here Thinkin'
- Sunnyland Train
- White Lightnin'
ロニー・アールがプロデュースを務め、ギターも弾いています。1988年4月に2日間で録音しました。
John Campbell - Going To Dallas
John Campbell - Judgement Day
John Campbell - Sittin' Here Thinkin'
John Campbell
Elektra
[収録曲]
Elektra
[収録曲]
- Devil in My Closet
- Angel of Sorrow
- Wild Streak
- Coulden't Do Nothin'
- Tiny Coffin
- World of Trouble
- Voodoo Edge
- Person to Person
- Take Me Down
- One Believer
John Campbell - Devil In My Closet
John Campbell - Montreux Jazz Festival 1992 - Person To Person
1992年のモントレイ・フェスティヴァルの模様です。
1992年のモントレイ・フェスティヴァルの模様です。
John Campbell - Louisiana Blues
John Campbell - Crossroads Blues