ジュディ・シル Judee Sill
1944年10月7日に生まれた米国出身の自作自演歌手です。父と兄は、彼女の幼少期に事故で他界しました。母は再婚しましたが酒浸りの生活を送っていて、ジュディは10代で家出をして、麻薬に溺れ犯罪の世界に入って行きました。年上の恋人と一緒にガソリン・スタンドや酒屋を襲ったり、麻薬の代金を得るためにハリウッドの街角で春を売るような生活を送ったのです。彼女は不渡り小切手詐欺で逮捕され服役している時に、ヘロインと手を切り、オルガン演奏を学び、曲作りを始めました。出所後、西海岸へ移り、グラハム・ナッシュやデヴィッド・クロスビーの巡業に同行して前座を務めました。そして、デヴィッド・ゲフィンの設立したアサイラム・レーベルの最初の契約アーティストとなり、タートルズへ提供した曲「レディ・オー」がヒットしました。1971年に初アルバム「Judee Sill」を発表し高い評価を得ました。1973年には2作目の「Heart Food」を発表しましたが、これもまた高い評価を受けながら商業的には失敗に終わりました。そしてジュディは忘れ去られ、アサイラムを離れた後の人生はよく知られていません。ある時点で交通事故に遭った彼女は、背中を痛め後遺症に悩まされるようになります。犯罪歴のある彼女は、合法的な鎮痛剤を処方してもらえず、街角で麻薬を買う中毒患者に戻ってしまいました。そして、1979年11月23日に薬物の過剰摂取により死去しました。死後に発売されたアルバムは2005年の「Dreams Come True」、2006年「Abracadabra: The Asylum Years」、2007年「Live in London: The BBC Recordings 1972-1973」があります。
Judee Sill
[収録曲]
[収録曲]
- Crayon Angels
- The Phantom Cowboy
- The Archetypal Man
- The Lamb Ran Away With The Crown
- Lady-O
- Jesus Was A Cross Maker
- Ridge Rider
- My Man On Love
- Lopin' Along Thru The Cosmos
- Enchanted Sky Machines
- Abracadabra
Judee Sill - Crayon Angels
Judee Sill - Jesus Was a Cross Maker
ウォーレン・ジボン( Warren Zevon )、ホリーズ( The Hollies )が追演しています。
ウォーレン・ジボン( Warren Zevon )、ホリーズ( The Hollies )が追演しています。
Judee Sill
[収録曲]
[収録曲]
- There's A Rugged Road
- The Kiss
- The Pearl
- Down Where The Valleys Are Low
- The Vigilante
- Soldier Of The Heart
- The Phoenix
- When The Bridegroom Comes
- The Donor
Judee Sill - The Phoenix
ジュディ・シル
[収録曲]
Disc.1
[収録曲]
Disc.1
- That's The Spirit
- I'm Over
- Apocalypse Express
- The Living End
- Things Are Lookin' Up
- The Good Ship Omega
- Last Resort
- Til Dreams Come True
- Living End (studio demo)
- I'm Over (studio demo)
- Till Dreams Come True ・ Instrumental (studio demo)
- Dead Time Bummer Blues
- Sunny Side Up Luck
- Emerald River Dance
- Waterfall
- North County
- Farmer's Daughter (The Chickens In The Garden)
- The Wreck Of The FFV (Fast Flying Vestibule)
- 500 Miles
- Oh Boy The Magician ・ Instrumental
Judee Sill - That's The Spirit
日本のクラムボンが追演しています。
日本のクラムボンが追演しています。