ピーティ・ウィートストロウ　Pietie Wheatstraw

1902年にテネシー州リプリーで生まれ、1941年にイリノイ州イーストセントルイスで死去しました。本名はウィリアム・バンチ( William Bunch )です。アーカンソーを経由してセントルイスに住み着きました。始めはギタリストとして活動していましたが、ピアニストの多い土地柄からピアノを弾くようになりました。1930年から41年までの間に、主にヴォキャリオンとデッカに160曲以上を吹き込むという人気者でした。気だるく投げやりな歌い口が好評で、途中に差し挟む”フー・ウェル・ウェル”という合いの手は、多くのブルース歌手に引用されました。音源ではほとんどピアノを弾いていて、ギタリストにチャーリー・ジョーダン、ココモ・アーノルド、ロニー・ジョンソンなどが起用されています。