ルーシー・フォスター　Ruthie Foster

1964年2月10日にテキサス州ゴーズで生まれた女性ソウル・シンガーです。本名はルーシー・セシリア・フォスター( Ruthie Cecelia Foster )です。14歳から地元の合唱団で歌っていました。ハイスクールを卒業してテキサス州ウェイコに移り、コミュニティ・カレッジで音楽とオーディオ・エンジニアリングを学びました。傍ら、ブルース・バンドを結成してバーやクラブで歌いました。その後、広い世界を求めて海軍に入隊し、そこで海軍のバンド、プライド( Pride )に参加し、ポップやファンクのヒット曲を歌って南東部一帯を巡業しました。その後もニューヨークへ向かい、地方の興行地で定期的に歌いました。これに目を付けたアトランティックと契約し、アトランティックは彼女をポップ歌手に仕立てようとしましたが、子供時代からルーツ・ミュージックに親しんできた彼女は乗り気ではありませんでした。1993年に彼女の母親が病気になり、これを機に、録音契約を残して故郷に戻り、地元TV局のカレッジ・ステイションでカメラ係と製作補助員の仕事をしながら、母親の看病をしました。1996年に母親が亡くなると、本格的に音楽活動に復帰し、1997年に自主制作盤で初アルバム「Full Circle」（2001年に再発売）を発表しました。その他は、1899年「Crossover」、2002年「Runaway Soul」、2004年「Stages」、2006年「Heal Yourself」、2007年「Phenomenal Ruthie Foster」、2009年「The Truth According to Ruthie Foster」、2012年「Let It Burn」、2011年「Live at Antone's」、2014年「Promise of a Brand New Day」、2017年「Joy Comes Back」などがあります。W.C.クラークとの共演盤に2004年の「Deep In The Heart」があります。
2009年3月26日、27日、28日、30日に来日公演しました。