マリア・マルダー　Maria Muldaur

1943年にニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジで生まれました。地元のフォーク・クラブで歌い始め、16歳の時には女性バンド、キャシミアズを組んで活動し、ゴーン・レコードと契約して伴奏の仕事をしていました。その後、アパラチア音楽に興味を持ち、ドク・ワトスンの義理の父ゲイザー・カールトンからフィドルを教わりました。1960年代前半の21歳の時にニューヨークでイーヴン・ダズン・ジャグ・バンドに参加しました。解散後はケンブリッジに移り、ジム・クウェスキン・ジャグ・バンド( The Jim Kweskin Jug Band )の一員だったジェフ・マルダーと結婚し、間もなくバンドのヴォーカリストとして6年間在籍しました。解散後は、夫婦でウッドストックに移り、二枚のアルバム「Sweet Potatoes」、「Pottery Pie」を発表しました。その後、離婚するとソロ活動に入り、1973年に初の自己名義アルバム「Maria Muldaur」を発表しました。この中の「Midnight at the Oasis」（邦題：真夜中のオアシス）がヒットしました。2作目は1974年の「Waitress In A Donut Shop」です。その他は「Meet Me At The Midnight」などがあります。
2008年に来日しました。2010年6月18日、19日、21日にダン・ヒックスと来日公演しました。