ロジャー・ティリソン　Roger Tillison

オクラホマ州タルサ出身の自作自演歌手です。1970年代はウッドストックやニューヨークに出掛けてボブ・ディランやザ・バンド、ウディ・ガスリーの曲などを演奏していました。ロサンジェルスにたどり着いた時に同郷オクラホマ州ロートン出身のレオン・ラッセルと知り合い、彼のプロデュースでシングル盤「Rock'n'Roll Gypsies」を吹き込みました。その後、ジェシ・エド・ディヴィス( Jesse Ed Davis )に声を掛けられ、1971年にアトコから「Roger Tillison's Album」を発表しましたが、この1枚のアルバムを残しオクラホマへと帰りました。演奏活動は続けましたが、イラストレーターとして働き、時折はJ.J. ケイル( J.J. Cale )と巡業しました。J.J. ケイルはティリソンの曲「One Step Ahead of The Blues」を吹き込んでいます。32年経ち、2003年に2作目にして最後のアルバム「Mamble Jamble」を出しました。2015年12月9日に72歳で死去しました。