ウィルコ　Wilco

2作目の表題はピーター・セラーズ( Peter Sellers )の1979年の映画から名づけられました。作風の舵をオルタナ・カントリーへと切っています。

2005年に行なわれたシカゴのヴィック・シアターでのライヴを収録しています。

2002年に発表された4作目のアルバムです。WilcoはWarners/Repriseレコードから発表しようとしましたが、会社は売れ線でないという理由で発売を拒否し、おまけに契約も解除してしまいました。そこで、正式アルバム発売までの1年あまり、インターネット上で無料ダウンロード供給されていました。結果はWilcoとして始めてのゴールド・ディスクとなりました。
アルバムの表題は短波ラジオ放送に由来しているそうですが、プロデューサーのジム・オルーク( Jim ORourke )は、ラジオの混線や雑音の彼方から届けられているような音空間を作り出しています。