フィービー・スノウ Phoebe Snow
1950年7月17日にニューヨーク市のマンハッタン市長会館のある界隈で生まれ、フィービー・ロウブ( Phoebe Ann Laub )と名付けられました。黒人とユダヤ人の血をひく混血で、その白い肌から、後に芸名を”Snow”としました。3歳の時に一家はニュージャジー州ティーネックに移りました。少女時代を歌手で踊り子をしていた母のもとで過ごし、ピアノやクラリネットを習いました。15歳の高校生の時に片思いの相手からギターを習い、カントリー・ブルースやジャズに開眼しました。高校を卒業してニューヨークに舞い戻り、最初はグリニッジ・ヴィレッジにあるフォーク・クラブを巡って演奏していましたが、1972年半ば、ニューヨークのビター・エンド・クラブのアマチュア・ナイト・ショーに出た時に、シェルター・レーベルのプロデューサーに認められて契約しました。1974年6月に初アルバム「Phoebe Snow」(邦題「サンフランシスコ・ベイ・ブルース/ブルースの妖精フィービ・スノウ」)を発表して、この中の曲「Poetry Man」が大ヒットし、グラミー賞最優秀新人女性歌手に選ばれました。1975年にコロンビアへ移籍し、1976年に「Second Childhood」(邦題「夜の調べ」)を発表しました。娘ヴァレリーも生まれた彼女は同年の暮れにも「It Looks Like Snow」(邦題「雪模様」)を発表しました。裏ジャケットには母娘の写真が使われています。1977年「Never Letting Go」(邦題「薔薇の香り」)、1978年「Against the Grain」(邦題「詞華集」)などのアルバムを発表しました。1981年にはミラージ・レーベルに移って「Rock Away」を発表しました。その後、脳障害を負っている娘に付き添うために第一線からは退きましたが、1989年にはエレクトラから「Something Real」を発表しました。以降も1991年「The New York Rock and Soul Revue: Live at the Beacon」、1998年「I Can't Complain」、2003年「Natural Wonder」を発表しています。2007年には愛娘に先立たれる不幸に見舞われましたが、2008年にウッドストックのペアズヴィル劇場で公演し、収録アルバム「Live」を残しています。2010年1月19日に脳溢血で倒れたフィービーは、昏睡状態となり、合併症を併発して闘病生活を送っていましたが、2011年4月26日にニュージャジー州エディソンで死去しました。
フィービー・スノウ
ソニーミュージックエンタテインメント
[収録曲]
ソニーミュージックエンタテインメント
[収録曲]
- ポエトリー・マン
- オール・オーヴァー
- ティーチ・ミー・トゥナイト
- ドント・レット・ミー・ダウン
- シェイキー・グラウンド
- ラブ・メイクス・ア・ウーマン
- ネバー・レッティング・ゴー
- エヴリ・ナイト
- ドゥ・ライト・ウーマン,ドゥ・ライト・マン
- 三度目の正直
- 乾いた愛
- サムシング・リアル
- 何かがうまく
- ハーポのブルース
- グッド・タイムス
- 少女の頃
- サンフランシスコ・ベイ・ブルース
Phoebe Snow
The Right Stuff
[収録曲]
The Right Stuff
[収録曲]
- Good Times [Original Demo]
- Harpo's Blues [Original Demo]
- Poetry Man [Original Demo]
- Either or Both
- San Francisco Bay Blues [Original Demo]
- I Don't Want the Night to End [Original Demo]
- Take Your Children Home
- It Must Be Sunday [Original Demo]
- No Show Tonight
- Easy Street [*]
初アルバムです。
Phoebe Snow - Good Times
Phoebe Snow - Poetry Man
Phoebe Snow - San Francisco Bay Blues
「San Francisco Bay Blues」の斬新な曲解釈にはわくわくさせられました。
「San Francisco Bay Blues」の斬新な曲解釈にはわくわくさせられました。
Phoebe Snow
Columbia
[収録曲]
Columbia
[収録曲]
- Two Fisted Love
- Cash In
- Inspired Insanity
- No Regrets
- Sweet Disposition
- All Over
- Isn't It a Shame
- Going Down for the Third Time
- Pre-Dawn Imagination
- There's a Boat Dat's Leavin' Soon for New York
Phoebe Snow - No Regrets
Phoebe Snow
Sony Mid-Price
[収録曲]
Sony Mid-Price
[収録曲]
- Autobiography (Shine, Shine, Shine)
- Teach Me Tonight
- Stand Up on the Rock
- In My Girlish Days
- Mercy on Those
- Don't Let Me Down
- Drink Up the Melody (Bite the Dust, Blues)
- Fat Chance
- My Faith Is Blind
- Shakey Ground
Phoebe Snow - Don't Let Me Down
Phoebe Snow
Columbia
[収録曲]
Columbia
[収録曲]
- Love Makes a Woman
- Majesty Of Life
- Ride the Elevator
- Something So Right
- Never Letting Go
- We're Children
- Middle of the Night
- Electra
- Garden of Joy Blues
4作目の作品です。
Phoebe Snow - Something So Right
フィービ・スノウ
[収録曲]
[収録曲]
- エヴリ・ナイト
- ドゥ・ライト・ウーマン、ドゥ・ライト・マン
- 彼は特別
- ランダム・タイム
- イン・マイ・ライフ
- あなたの負けよ
- 泣かないでママ
- オー、L.A.
- 女房持ちの男達
- 渚にて
フィービー・スノウ
ユニバーサル ミュージック クラシック
[収録曲]
ユニバーサル ミュージック クラシック
[収録曲]
- シェイキー・グラウンド
- サムシング・リアル
- オール・イン・ザ・ゲーム
- イフ・アイ・キャン・ジャスト・ゲット・スルー・トゥナイト
- ポエトリー・マン
- ユアー・マイ・ガール
- ナチュラル・ワンダー
- ジ・アザー・ガールフレンド
- ピース・オブ・マイ・ハート
- ロッキン・ニューモニア・アンド・ザ・ブギウギ・フルー
- ウィズ・ア・ソング・イン・マイ・ハート
2008年7月に行なわれたウッドストックのベアズヴィル・シアターでのライヴを収録しています。
Phoebe Snow
[収録曲]
[収録曲]
- Shakey Ground
- Something Real
- It's All in the Game
- If I Can Just Get Through Tonight
- Poetry Man
- You're My Girl
- Natural Wonder
- The Other Girlfriend
- Piece of My Heart
- Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu
- With a Song in My Heart
Phoebe Snow
[収録曲]
[収録曲]
- Brand New Me
- Right To The End
- Madame George
- Piece Of My Heart
- Baby, Work Out
- Rockin' Pneumonia And The Boogie Woogie Flu
- A Case Of You
- Big Leg Blues
- It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry
- Share Your Love With Me
- Lord, I Just Can't Keep From Cryin'
- Never, Never Land
Phoebe Snow - Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu (Live on Reno's Cabaret Reunion 1989)
ジーン・ヴィンセントの曲でジョニー・リヴァース( Johnny Rivers )なども歌っています。
ジーン・ヴィンセントの曲でジョニー・リヴァース( Johnny Rivers )なども歌っています。
Phoebe Snow - Lord, I Just Can't Keep From Cryin