伝記・自叙伝 Biography / Autobiography

ジミ・ヘンドリクス 鏡ばりの部屋 (P-Vine BOOks)
チャールズ・R・クロス[著]
ブルース・インターアクションズ
ニューヨーク・タイムズの作家チャールズ・R・クロスによって書かれたジミ・ヘンドリクスの伝記です。多くの未発表資料や手紙も掲載して、曲の評価よりも周辺資料を積み重ねて書くことで伝説の人物の像を浮き彫りにしていきます。
初版限定版はポスター仕様の装丁です。
ジミ・ヘンドリックスとアメリカの光と影 -ブラック・ミュージック&ポップ・カルチャー・レヴォリューション
チャールズ・シャー・マリー[著]
廣木明子[訳]
株式会社フィルム・アート
原題は「CROSTOWN TRAFFIC: Jimi Hendrix & The Post-War Rock'n'Roll Revolution」です。ジミ・ヘンドリクスの音楽を、著者の色眼鏡によって把握された文化的な時代背景から解析したものです。
スティーヴィー・レイ・ヴォーン/魂への帰還
ジョー・ニック パトスキー[著]、ビル クロウフォード[著]、Joe Nick Patoski[原著]、Bill Crawford[原著]
戸根由紀恵[翻訳]、高城恭子[翻訳]
シンコーミュージック
稀代のブルース・ギタリストであるスティーヴィー・レイ・ヴォーンの一生を丹念に追っています。『彼は、すべての黒人にひざまずいたわけではない』という箇所が気に入りました。
エリック・クラプトン自伝
エリック・クラプトン[著]
中江昌彦[翻訳]
イースト・プレス
とりとめのないお喋りを控えて本にした、という推敲を省略したような簡単な文体です。それもそのはずで、人指し指一本でキーを打って書き上げたそうです。複雑な生い立ちから始まり、スターの座を手に入れ、やがて薬物中毒やアルコール依存症に陥り、そこから立ち直る過程を赤裸々に、時には諧謔を交えて綴っています。
親友ジョージ・ハリスンの妻パティへの横恋慕と破局や、気分にまかせてバンドを渡り歩いたこと、イタリアの愛人との間に生まれた息子が、ニューヨークのアパートから転落死する悲劇など、これまでに犯した数々の身勝手な振る舞いと降りかかる苦難の顛末が淡々と語られています。そして、やっとの思いでアルコール依存症を治癒した彼は、このような自伝を書き、年若い伴侶と子供達にも恵まれ、休日には釣りや狩猟をして人生を楽しんでいるようです。
トム・ウェイツ 素面の、酔いどれ天使
パトリック・ハンフリース[著]
金原瑞人[訳]
東邦出版
表題に要約されるように、当時流行したマリファナよりも、酒という古めかしい選択をしたトム・ウェイツの性格に踏み込んで、音楽と人生を追っています。
グリニッチ・ヴィレッジにフォークが響いていた頃―デイヴ・ヴァン・ロンク回想録
デイヴ・ヴァン・ロンク[著]、イライジャ・ウォルド[著]
真崎義博[訳]
早川書房
原題は『The Mayor Of MacDougal Street』で、2005年に出版されたデイヴ・ヴァン・ロンクのの回想記です。
ボブ・ディラン自伝
菅野ヘッケル[翻訳]
ソフトバンククリエイティブ
歌詞と同じように飛躍の多い文体で綴られています。ロバート・ジョンソンの歌詞を書き取って繰り返しひっくり返して研究し吸収したことが分かります。
グリニッチヴィレッジの青春
Susie Rotolo(スージー・ロトロ)[著]
Heckel Sugano(菅野ヘッケル)[訳]
原題は「FREEWHIEELIN' TIME - A Memoir of Greenwich Vilage in the Sixties」です。スージー・ロトロ( Suzu Rotolo )が、ボブ・ディランとの思い出を含めて自身の伝記を綴ったものです。ディランがスージーと付き合っていた時期に発表したスタジオ録音作品は、62年「ボブ・ディラン」、63年「フリー・ホイーリン」、64年「時代は変わる」、64年「アナザー・サイド・オブ・ボブ・ディラン」の計四枚のアルバムです。
スージー・ロトロは2011年2月24日にニューヨークの自宅にて肺癌のため亡くなりました。享年67歳でした。
ボブ・ディラン 全年代インタビュー集 完全保存版 (INFOREST MOOK)
ローリングストーン誌がディランに取材した記事23本を中心に収録されています。ディランの受け答えは落語のように愉快・痛快です。示唆に富み、真剣に論理として作り変えてみたくなるような事も言っています。
Charley Patton (Blues Paperbacks)
Littlehampton Book Services
John Fahey[著]
洋書です。著者はブルース・ギタリストのジョン・フェイヒです。
ジャンゴ・ラインハルトの伝説 音楽に愛されたジプシー・ギタリスト
マイケル・ドレーニ[著]
小山景子[訳]
株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
ジョン・コルトレーン・インタヴューズ
株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
クリス・デヴィート( Chris DeVito )[著]
小川公貴、金武有希[訳]